メールサーバー移行後に送受信できない?古いホスト名・IPを確認する5項目
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まず結論
メールサーバーの移行や収容先変更後に会社メールが送れない・届かない場合は、メンテナンス終了を待つだけでなく、PC・スマートフォン・複合機・Webフォームなどに古いホスト名やIPアドレスが残っていないか確認してください。2026年9月7日のお名前.comのサーバー移行を入口に、移行後も残るメール不通を5項目で切り分けます。
この記事が関係する人
会社メールやWebフォーム通知をレンタルサーバー・メールサーバーで運用し、サーバー移行・収容先変更後に送受信できない、複合機やフォームだけ送れないなどの症状が出た中小企業の社長・事務担当・Web兼任担当。今回のお名前.com mail38利用者は直接対象。
今やること
1. 契約先の公式メンテナンス・移行情報を確認し、自社の収容ホストや対象サーバーが該当するか確認します。
2. PC・スマートフォン・複合機・業務ソフト・WordPressのフォーム送信設定など、メールを使う機器とシステムごとに受信・送信サーバー名を一覧にします。
3. 旧ホスト名や旧IPアドレスを直接指定している設定がないか確認します。見つけても、現在値を控えずに一括削除・変更しないでください。
4. MXレコードなどDNSのメール配送先と、サーバー側のメール設定を確認します。原因が分からないままネームサーバーやWebサイト用DNSまで変更しないでください。
5. 変更後は、外部宛て送信・外部からの受信・Webフォーム通知を別々にテストします。メールソフトは正常でフォームだけ失敗する場合は、WordPressやSMTP設定まで切り分けます。
期限・変更日2026年9月7日の個別メンテナンスは8:00に終了済みです。対象ユーザーで現在もメール不通やフォーム通知不達が続く場合は早めに確認してください。常緑記事としては6か月ごと、主要メール・サーバーの移行仕様変更時に見直します。
自分に関係ある?
お名前.comのmail38収容ユーザーが直接の対象です。加えて、レンタルサーバーやメールサーバーの移行・プラン変更後から会社メールが送受信できない、PCでは使えるが複合機やWebフォームだけ送れない、という事業者にも同じ切り分け方が使えます。移行後も正常に送受信できている場合は、今回の案内だけを理由に設定を変更する必要はありません。
何が起きた?
お名前.comは2026年9月7日0:00〜8:00、mail38.onamae.ne.jp収容ユーザー向けにサーバーメンテナンスを実施しました。公式案内では、収容ホストをmail1063.onamae.ne.jpへ、IPアドレスを118.27.99.80から157.120.209.203へ変更し、旧IPはメンテナンス後利用できないとしています。メンテナンス自体は終了済みですが、旧接続先を固定している端末・機器・Webフォームでは変更後も不具合が残る可能性があります。
なぜ気にした方がいい?
会社メールが止まると取引先との連絡だけでなく、ホームページの問い合わせ通知や複合機からの送信も失敗する場合があります。端末ごとに設定先が違うため、一部だけ旧サーバーを参照して原因が分かりにくいことがあります。ENOLではメール・サーバー・DNS・WordPressフォームをまとめて確認し、どこに旧設定が残っているかを切り分けられます。原因確認前にMXやネームサーバーを変更するとWebサイト側まで影響する可能性があるため注意が必要です。
言葉をかんたんに説明
メールサーバーは会社メールを送受信するためのサーバーです。「ホスト名」は接続先の名前、「IPアドレス」はその接続先を示す番号です。MXレコードは、独自ドメイン宛てのメールをどのメールサーバーへ届けるかをDNSで指定する設定です。サーバー移行後、PCは新しい接続先を使っていても、複合機やWebフォームだけ古いホスト名・IPを使い続けると、その機器や機能だけメールが送れないことがあります。
情報源
この記事は掲載時点で公開されている公式情報や報道をもとに、一般の事業者向けに整理しています。サービスの仕様、料金、制度などは変更される場合があります。契約や法的判断を行う際は、最新の公式情報をご確認ください。