SAML Single Sign Onに未認証のAdministrator認証回避(CVE-2026-75807)
WordPressプラグイン「SAML Single Sign On – SSO Login」の脆弱性情報(CVE-2026-75807)。影響バージョンは5.4.6以下。修正版 5.4.7 への更新で対処できます。自社サイトが対象か分からない場合の確認方法と、更新代行の相談先も案内します。
- 対象製品
- SAML Single Sign On – SSO Login(プラグイン)
- CVE
- CVE-2026-75807
- CVSS / 深刻度
- 7.5 / High
- 影響バージョン
- 5.4.6以下
- 修正版
- 5.4.7
- 脆弱性種別
- 未認証Authentication Bypass → Administratorセッション取得
脆弱性の概要
SAML Single Sign On – SSO Login 5.4.6以下には、認証されていない攻撃者が保存済みIdP署名証明書を攻撃者制御の証明書へ置き換え、偽造したSAMLアサーションによってAdministratorを含むWordPressアカウントのセッションを取得できる認証回避脆弱性があります。WordPress.orgでは10,000以上の有効インストールがあります。
技術的な内容
SAMLResponseから抽出したX.509証明書が署名検証の結果を確定する前に設定へ保存される処理が原因です。攻撃成立には、攻撃者が証明書不一致状態を作った後、管理者がテスト設定エラーに対する修復操作を行う必要があり、攻撃複雑度とユーザー操作要件があります。CVSSは7.5 Highで、現時点で実悪用は確認されていません。5.4.7では証明書不一致を修復する機能が削除されています。
悪用状況
実攻撃は未確認
推奨対応
5.4.7以上へ更新してください。影響バージョンを利用していた場合は、SAMLのIdP署名証明書設定が意図したものか確認し、不審なSSOログインやAdministratorセッションを確認してください。証明書改ざんが疑われる場合はIdP側を含めて証明書・関連シークレットの再設定を行ってください。
情報源
情報確認日時:2026年9月3日 06:44
掲載情報は確認時点で公開されているWordPress公式、CVE、セキュリティベンダー等の情報をもとに整理しています。すべての脆弱性や攻撃を網羅・検知することを保証するものではありません。