Breeze Cacheの未認証任意ファイルアップロード・RCE脆弱性に対する実攻撃を観測(CVE-2026-3844)
WordPressプラグイン「Breeze Cache」の脆弱性情報(CVE-2026-3844)。影響バージョンは2.4.4以下。修正版 2.4.5 への更新で対処できます。自社サイトが対象か分からない場合の確認方法と、更新代行の相談先も案内します。
- 対象製品
- Breeze Cache(プラグイン)
- CVE
- CVE-2026-3844
- CVSS / 深刻度
- 9.8 / Critical
- 影響バージョン
- 2.4.4以下
- 修正版
- 2.4.5
- 脆弱性種別
- 未認証の任意ファイルアップロード / Remote Code Execution
脆弱性の概要
Breeze Cache 2.4.4以下のCritical脆弱性CVE-2026-3844について、Wordfenceが直近24時間で668件の攻撃を遮断しており、実攻撃が観測されています。「Host Files Locally - Gravatars」が有効なサイトでは、未認証攻撃者が任意ファイルをアップロードし、PHP実行が可能な環境でRCEとサイト完全侵害につながります。
技術的な内容
fetch_gravatar_from_remote()のファイル種別検証不足により、未認証攻撃者が任意ファイルを保存できます。悪用には初期状態で無効の「Host Files Locally - Gravatars」が有効であることが必要です。Cloudways公式は2.4.4以下を影響対象、2.4.5を根本修正版としており、Cloudways環境ではさらにDirect PHP File Accessを明示的に有効化した場合にRCE経路が成立すると説明しています。2026年9月12日の確認時点で、Wordfenceは直近24時間に668件の攻撃遮断を報告しています。
悪用状況
実攻撃を確認
推奨対応
2.4.5以上へ直ちに更新してください。可能であれば現行2.5.15へ更新してください。更新できない場合は「Host Files Locally - Gravatars」を無効化し、/wp-content/cache/breeze-extra/gravatars/を含む書き込み可能領域のPHP/PHTML/PHAR、最近のファイル変更、Webサーバーログ、未知の管理者を確認してください。Cloudways利用時はDirect PHP File Accessを有効化していないかも確認してください。
情報源
- Cloudways(開発元公式セキュリティアドバイザリ)
- WordPress.org(公式配布・現行版2.5.15確認)
- CVE.org(CVE情報)
- Wordfence(技術情報・直近24時間の攻撃観測)
情報確認日時:2026年9月12日 00:30
掲載情報は確認時点で公開されているWordPress公式、CVE、セキュリティベンダー等の情報をもとに整理しています。すべての脆弱性や攻撃を網羅・検知することを保証するものではありません。