All-in-One WP MigrationのRCE脆弱性で実悪用確認(CVE-2026-19949)
WordPressプラグイン「All-in-One WP Migration and Backup」の脆弱性情報(CVE-2026-19949)。影響バージョンは7.109以下。修正版 7.110 への更新で対処できます。自社サイトが対象か分からない場合の確認方法と、更新代行の相談先も案内します。
- 対象製品
- All-in-One WP Migration and Backup(プラグイン)
- CVE
- CVE-2026-19949
- CVSS / 深刻度
- 8.8 / High
- 影響バージョン
- 7.109以下
- 修正版
- 7.110
- 脆弱性種別
- 未認証Second-Order SQL Injection / 秘密鍵取得 / 条件付きRemote Code Execution
脆弱性の概要
All-in-One WP Migration and Backup 7.109以下のCVE-2026-19949について、Patchstackが現在「Known to be exploited! (KEV)」として扱っていることを確認しました。未認証でSQL Injectionを仕込み、管理者の復元処理を契機にプラグインの秘密鍵を取得してRemote Code Executionへ連鎖できるため、以前お知らせした時点から危険度が大きく高まっています。
技術的な内容
攻撃者はWordPressのtrackback等を通じて悪意あるデータを保存し、後に管理者がアーカイブ復元を行った際にSecond-Order SQL Injectionを成立させます。これによりai1wm_secret_keyを取得し、悪意ある.wpressアーカイブの取り込みなどを通じて任意コード実行へ到達可能です。CVE/CNAのCVSSは8.8 Highです。Patchstackは現在Known to be exploitedとして表示していますが、確認時点でCISA KEVへの掲載は確認できないため、悪用確認の根拠はPatchstackの現行脅威情報です。
悪用状況
実攻撃を確認
推奨対応
All-in-One WP Migration and Backupを少なくとも7.110以上、実運用では現行7.111以上へ直ちに更新してください。7.109以下を公開していた場合は、trackback、archive restore、import/exportの不審な履歴、未知のプラグイン・MUプラグイン、PHPファイル、Administrator追加を確認してください。侵害が疑われる場合は管理者資格情報、WordPress認証キー・salt、移行関連シークレットをローテーションし、正常なバックアップとの整合性も確認してください。
情報源
情報確認日時:2026年9月19日 12:58
掲載情報は確認時点で公開されているWordPress公式、CVE、セキュリティベンダー等の情報をもとに整理しています。すべての脆弱性や攻撃を網羅・検知することを保証するものではありません。