WooCommerce 9.8.0〜11.1.2でShop Managerの権限昇格につながる不適切なユーザー編集権限(CVE-2026-106608)
WordPressプラグイン「WooCommerce」の脆弱性情報(CVE-2026-106608)。影響バージョンは9.8.0〜11.1.2。修正版 11.2.0 への更新で対処できます。自社サイトが対象か分からない場合の確認方法と、更新代行の相談先も案内します。
- 対象製品
- WooCommerce(プラグイン)
- CVE
- CVE-2026-106608
- CVSS / 深刻度
- 7.2 / High
- 影響バージョン
- 9.8.0〜11.1.2
- 修正版
- 11.2.0
- 脆弱性種別
- 認証済み権限昇格 / ユーザー編集権限の不備(Shop Manager)
脆弱性の概要
WooCommerce 9.8.0〜11.1.2では、Shop Manager権限を持つユーザーが、許可されたロール以外の追加ロールを併せ持つ別ユーザーのアカウントを編集できる権限制御不備があります。対象アカウントの権限構成によっては高権限ユーザーの情報改変・権限昇格につながります。2026年10月8日にCVE-2026-106608として公開されました。
技術的な内容
WooCommerce公式11.2.0セキュリティ更新(2026-10-07)と修正PR #69533では、Shop Managerが本来編集できない追加ロールを持つユーザーを編集できていた問題を修正しています。Patchstackは影響範囲9.8.0〜11.1.2、修正版11.2.0、CVSS 3.1 7.2(High)、必要権限Shop Managerと評価しています。管理者権限なし・未認証で直ちに悪用できる脆弱性ではありません。実攻撃の独立した観測情報は確認できていません。
悪用状況
実攻撃は未確認
推奨対応
WooCommerceを11.2.0以上へ更新してください。現行の11.2.1が公開済みのため、互換性検証後は11.2.1以上を推奨します。特にShop Managerを外部委託先などへ付与する環境では、兼任ロールを持つユーザーの編集・権限変更履歴を確認してください。更新時は決済・注文・チェックアウトを検証してください。
情報源
- WooCommerce開発元(公式11.2.0リリース・Shop Manager権限のセキュリティ修正)
- WooCommerce GitHub(修正コード・Pull Request #69533)
- Patchstack(CVE識別子・影響範囲・CVSS評価)
- WooCommerce開発元(11.2.1最新版・不具合修正)
情報確認日時:2026年10月10日 12:32
掲載情報は確認時点で公開されているWordPress公式、CVE、セキュリティベンダー等の情報をもとに整理しています。すべての脆弱性や攻撃を網羅・検知することを保証するものではありません。