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ホームページと会社メールが同時に使えない?サーバー・DNS・契約を確認する6項目

  • 公開日:
  • 最終確認日:(Webとメールの同時不調時に確認するサーバー障害、ドメイン契約、DNS設定の一般的な切り分けと、ENOLの保守対応範囲を確認。個別環境の原因、復旧可否・費用・納期は環境確認が必要。)
ホームページと会社メールの同時不調を想定し、Webサイト、サーバー、ドメイン設定、メールの関係を順に確認する担当者のイラスト

会社のホームページと独自ドメインのメールが同時に使えず、どこへ連絡すべきか分からない担当者向けの記事です。

原因を決めつけて設定を変更すると、復旧を遅らせたり、メールだけ別の不具合を増やしたりする可能性があります。

まずは設定を触らず、「Webとメールの両方が止まっているか」「いつからか」「直前に契約や設定を変更したか」の3点を確認してください。

結論:最初に共通部分から確認します

ホームページと会社メールが同時に使えない場合は、パソコン1台の問題よりも、両方が共通して利用している契約や接続設定から確認すると切り分けやすくなります。

確認する順番は、①障害情報、②ドメイン契約、③サーバー契約、④DNS(ドメイン名をWebやメールの接続先へ案内する設定)、⑤Webとメールの接続先、⑥直前の変更履歴です。

ホームページと会社メールが同時に使えないときの確認順 障害情報、契約、DNS、接続先、変更履歴の順に確認し、Webとメールの共通原因を切り分ける流れ。 同時に不調 Web 会社メール 1 障害・契約 公式情報と期限を確認 2 接続設定 Webとメールの行き先を確認 3 変更履歴 直前に変えたものを確認 判断すること 両方が同じ原因か Webだけの原因か メールだけの原因か
設定を変更する前に、共通部分から順番に確認すると、Webとメールの原因を切り分けやすくなります。

1. まず公式の障害情報を確認する

最初に、利用しているサーバー会社やメールサービスの障害情報を確認します。社内の複数人で同じ症状が出ている場合は、個人のパソコン設定を変更する前にこちらを確認してください。

実際に、お名前.comでは2026年9月9日、共用サーバーSD、お名前メール、ホームページエディターの一部利用者で、Webサイトの表示とメール送受信が同時にできない障害が案内されています。これは当日の事例であり、現在の障害を示すものではありません。

障害情報に該当する場合は、復旧案内を待つべきか、自社側でも確認が必要かを公式案内に沿って判断します。

2. ドメインの契約期限を確認する

次に、会社のドメインが有効な状態か確認します。ドメインは「example.co.jp」のような、ホームページや会社メールで使う会社の住所にあたるものです。

契約期限の更新が行われず、ドメインが有効でなくなると、Webとメールの両方に影響することがあります。お名前.comの公式ヘルプでも、更新しなかったドメインは有効期限を迎えると自動的に廃止されると案内されています。

確認するのは、契約中の会社名、ドメイン名、有効期限、自動更新の設定、支払い状況です。復旧条件や猶予期間は契約会社ごとに異なるため、他社の案内をそのまま当てはめないでください。

3. サーバー契約と利用状態を確認する

ホームページとメールを同じ会社のサーバーで利用している場合は、その契約や利用状態も確認します。

  • サーバー契約が有効か
  • 支払い・更新に未処理がないか
  • 容量超過や利用制限の案内が出ていないか
  • サーバー会社から重要なお知らせが届いていないか

ここでは、原因を推測してサーバー設定を変更する必要はありません。契約状態と公式のお知らせを確認し、異常が見つかった場合だけ次の対応を決めます。

4. DNS設定でWebとメールの接続先を確認する

障害情報と契約に問題が見つからない場合は、DNSを確認します。DNSは、ドメイン名を「Webはこのサーバー」「メールはこのメールサーバー」という接続先へ案内する設定です。

XServerビジネスの公式サポートでは、Webなどで使う接続先と、メールサーバーの接続先を別の種類の設定で指定すると説明しています。設定を誤ると、Web表示やメール受信に影響する可能性があります。

ただし、正しい値は会社ごとに異なります。現在の値を控えずに書き換えたり、検索で見つけた他社の値をそのまま入力したりしないでください。

5. Webとメールが同じ会社にあるか、別の会社にあるか確認する

「ホームページはA社、メールはB社」のように別々のサービスを使っている会社もあります。この場合、両方が同時に使えないように見えても、実際には別の原因が重なっている可能性があります。

確認するもの 見つけたい情報
ドメイン どの会社で契約・更新しているか
ホームページ どのサーバーで公開しているか
会社メール どのメールサービスを使っているか
DNS 誰が管理し、最後にいつ変更したか

この4点が分かれば、「同じ原因を直せば両方戻るのか」「Webとメールを別々に確認する必要があるのか」を判断しやすくなります。

6. 直前の変更を確認してから問い合わせる

最後に、不調が始まる直前に何を変更したか確認します。特に、サーバー移転、ドメイン移管、メールサービス変更、DNS変更、契約更新の前後は、変更内容と発生時刻をセットで残してください。

問い合わせ時は、パスワードや秘密情報を送るのではなく、次の情報を伝えれば切り分けを始められます。

  • ホームページのURL
  • 使えなくなったおおよその時刻
  • Webとメールのどちらが使えないか
  • 利用しているサーバー会社・メールサービス名
  • 直前に行った移転・更新・設定変更の有無

メールのパスワード、サーバーの管理者パスワード、秘密鍵などは、問い合わせフォームへそのまま送らないでください。

自社で触る前に専門会社へ相談した方がよいケース

次のような場合は、設定を何度も変更するより、現在の契約と接続関係を整理できる会社へ相談した方が安全です。

  • ドメイン、Web、メールの契約会社が分からない
  • 前の制作会社や担当者が管理していて、引き継ぎ資料がない
  • サーバー移転やドメイン移管の直後から不調になった
  • DNSの現在値が正しいか判断できない
  • Webとメールの両方を止めずに移行したい

ENOLでは、サーバー・ドメイン・SSLの契約内容と更新期限の管理や、必要な場合のサーバー・メール移転を相談対象として案内しています。移設作業は範囲を確認のうえ別途お見積りです。実際の復旧方法は、現在の契約・設定を確認してから決めます。

「どこが原因か分からない」という段階でも、上の確認項目が分かる範囲であれば整理を始められます。必要な場合はENOLへご相談ください。

用語の補足

Aレコードは、主にWebサイトなどで使う接続先のIPv4アドレスを指定するDNS設定です。MXレコードは、メールを受け取るメールサーバーを指定するDNS設定です。値は利用環境によって異なるため、変更前に現在値と契約先の案内を確認してください。

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