WordPress保守・復旧

WordPress保守は月額で何を含む?料金だけで決める前に確認する6項目

  • 公開日:
  • 最終確認日:(WordPress.org公式で更新前バックアップと更新方法を確認。ENOL公式で2026年9月20日時点の月額保守メニューと別途見積もり項目を確認。WordPressの最新バージョン、個別サイトの構成、テーマ・プラグインの組み合わせ、契約範囲、障害時の復旧可否は未確認。)
WordPress保守で、更新管理・バックアップ・セキュリティ・運用作業をまとめて確認するイメージ

WordPressサイトの保守を外注したいものの、月額料金の差だけでは何が違うのか判断できない中小企業向けのガイドです。

安さだけで決めると、更新、バックアップ、障害時の復旧などが契約外で、問題が起きてから追加費用や対応先の確認が必要になることがあります。

まず、見積書や保守契約の「何を、どこまで、誰が行うか」を、次の6項目で並べて確認してください。

結論:月額料金より、6項目の対応範囲をそろえて比較する

WordPress保守は、会社ごとに「保守」という言葉が指す範囲が違います。月額だけを横並びにするのではなく、更新管理、バックアップ、セキュリティ、サーバー・ドメイン・SSL管理、更新作業、障害時対応の6項目を同じ条件で比較することが重要です。

WordPress保守を比較する6項目 月額料金の数字だけではなく、更新管理、バックアップ、セキュリティ、サーバーなどの管理、更新作業、障害時対応を順に確認する図です。 月額料金だけでなく、対応範囲をそろえて比較 1 更新管理 2 バックアップ 3 セキュリティ 4 サーバー ドメイン・SSL管理 5 更新作業 6 障害時対応 自社に必要な範囲を決めてから見積もりを比較する
WordPress保守は、6項目を同じ条件で並べると月額料金の違いを判断しやすくなります。

1. WordPress本体・プラグイン・テーマの更新管理

最初に確認したいのは、「更新があります」と知らせるだけなのか、実際の更新作業まで行うのかです。WordPress公式は最新版への更新を案内し、更新前には問題が起きたときに戻せるようバックアップを取ることを勧めています。

WordPress本体には機能更新だけでなく、セキュリティを修正する更新もあります。更新管理を契約に含めるなら、公開された更新を誰が確認し、いつ適用するかを決めたうえで、少なくとも次の点を確認します。

  • WordPress本体だけでなく、使用中のプラグインやテーマも確認するか
  • 更新前にバックアップを取るか
  • 更新後に表示や主要機能を確認するか
  • 問題が起きた場合、元に戻す作業まで含むか

「自動更新を有効にしているから保守は不要」とは限りません。自動で更新される範囲と、人が確認する範囲を分けておくと判断しやすくなります。

2. バックアップは「取る」だけでなく、戻せるかまで確認する

バックアップの有無だけでは不十分です。毎日・毎週などの取得頻度、保存期間、保存先、問題が起きたときの復元作業が契約に含まれるかを確認します。

特に、予約、問い合わせ、会員、ECなど、日々データが増えるサイトは「どの時点まで戻せれば業務への影響を抑えられるか」を基準に考える必要があります。会社案内中心のサイトと、毎日注文が入るサイトでは必要な頻度が同じとは限りません。

3. セキュリティ対応は、平常時と感染後を分けて確認する

「セキュリティ対応あり」と書かれていても、内容は会社によって異なります。更新状況の確認、攻撃を受けにくくする設定、異常の確認などの平常時対応と、実際に改ざんや感染が起きた後の調査・復旧は分けて確認してください。

ENOLでは、セキュリティ適用を月額サービスとして案内していますが、感染したサイトの調査・駆除・改ざん復旧は別途見積もりです。契約前に「問題が起きた後も月額内か」を確認しておくと、緊急時の行き違いを減らせます。

4. サーバー・ドメイン・SSLの管理者を決める

ホームページ本体だけでなく、サーバー、ドメイン、SSLにも契約や期限があります。誰が更新期限を確認し、支払い・更新手続きを行い、エラーが出たときにどこへ連絡するのかを決めておきます。

制作会社、社内担当者、サーバー会社で役割が分かれている場合は、契約名義と連絡先も合わせて整理しておくと、担当者の退職や制作会社の変更時にも引き継ぎやすくなります。

5. 文章・画像などの更新作業は保守と別の場合がある

保守契約に入っていても、ページ内の文章変更、画像差し替え、お知らせ追加などの日常的な更新作業が含まれるとは限りません。月に何件まで、どの程度の作業まで、依頼から反映までどのような流れかを確認します。

ENOLでは更新サポートを他の保守項目と分けて案内しています。自社で更新できる部分と、外部へ任せたい部分を先に整理すると、不要な費用を抑えやすくなります。

6. 障害時に「どこまで対応するか」を先に決める

サイトが表示されない、更新後に崩れた、問い合わせが届かないなどの問題が起きたとき、原因の切り分け、復元、修正のどこまでが月額内かを確認します。

特に、他社が制作したサイトを引き継ぐ場合は、現在の構成や過去の変更内容が分からないことがあります。契約開始前にサイトの状態を確認し、通常保守に含められる範囲と、別途調査が必要な範囲を分けてもらうと安全です。

ENOLのWordPress保守は必要な項目を組み合わせる方式

2026年9月20日に確認したENOLの公開料金では、WordPress保守・セキュリティを必要な項目ごとに案内しています。金額はいずれも税別です。

項目 月額料金 確認したいポイント
セキュリティ適用 2,980円 平常時のセキュリティ対策。感染後の調査・復旧は別途見積もり
バックアップ 2,980円 自社サイトで必要な保存・復元範囲を確認
サーバー・ドメイン・SSL管理 2,480円 契約・期限・更新の管理を任せたい場合
更新サポート 4,980円〜 文章・画像などの更新作業を依頼したい場合

すべてを必ず契約するという意味ではありません。サイトの用途、自社で対応できること、止まったときの影響を整理し、必要な項目だけを選ぶ考え方です。感染サイトの調査・復旧や、他社サーバーからの移設は別途見積もりです。最新の内容は料金ページで確認してください。

月額保守の見積もりで確認する6つの質問

  1. WordPress本体・プラグイン・テーマの更新は、確認だけでなく実作業まで含まれますか。
  2. バックアップの取得頻度、保存期間、復元作業はどこまで含まれますか。
  3. 平常時のセキュリティ対策と、感染・改ざん後の復旧はそれぞれ契約内ですか。
  4. サーバー、ドメイン、SSLの期限確認や更新手続きは誰が担当しますか。
  5. 文章・画像・お知らせなどの更新作業は、月額内にどこまで含まれますか。
  6. 表示不良や問い合わせ不達などの障害が起きた場合、最初の確認から修正までどこを担当しますか。

この6つに回答してもらえば、会社ごとの「保守」の範囲をそろえて比較しやすくなります。

料金だけではなく「止まったときの影響」で決める

会社案内が中心で更新頻度が低いサイトと、問い合わせ・予約・ECなど売上や業務に直結するサイトでは、必要な保守範囲が異なります。月額料金の安さだけではなく、サイトが止まった場合にどの程度業務へ影響するかで優先順位を決めてください。

「何を契約に含めればよいか分からない」「他社制作のWordPressを引き継いでほしい」「サーバーやドメインもまとめて整理したい」という場合は、現在のサイトと運用方法を確認したうえで必要な範囲を整理できます。ENOLの対応内容はWordPress保守・セキュリティをご覧ください。

具体的な保守範囲を一緒に整理したい場合は、お問い合わせから現在困っていることと、自社で対応している範囲をお知らせください。パスワード、秘密鍵、決済情報などの機密情報は送らないでください。

確認した情報について

WordPress.org公式で、WordPressの更新前バックアップと更新方法を確認しています。ENOL公式では、2026年9月20日時点のWordPress保守・セキュリティの月額メニューと、別途見積もりとなる項目を確認しています。WordPressの最新バージョン、個別サイトの構成、テーマ・プラグインの組み合わせ、契約中サービスの範囲、障害時の復旧可否はサイトごとの確認が必要です。

課題解決ガイド一覧へ

Web制作・システム開発 内容が固まる前でも相談できます 相談フォームへ進む